化猫のつぶやき

主に育児についてつらつらと。ほぼ備忘録です。

会話ができないことの辛さ

子供を産んで3か月と少し、一番辛いと感じることがこれです。

月齢が低いうちは長時間の外出はなかなかできないし、支援センターなどに遊びに行くにもまだ本人が楽しめない&予防接種が不十分なので感染症が怖く、せいぜい近所を散歩するくらいで家に閉じこもりがち。もともとインドア派なので外出できないこと自体はいいのですが、外出しないことで夫以外の人と話す機会がほぼゼロになってしまいました。

友人が少ないので電話することもなく、日中はひたすら娘に話しかける日々。当然返事はもらえませんので、夫がいない間は意味の通じる会話ができないわけです。取り立ててお喋りが好きとかそういうわけではないのですが、言葉のやりとりができないことがここまでストレスフルだとは思いませんでした。

人と話すことは、多分その内容が大したものでなくても、話すこと自体が感情の発露になって、その感情にレスポンスをもらえることで満たされているのかもしれないなと。どれだけ独り言を重ねても、その言葉はただその場で消えていくだけだから、満たされる感覚は得られなくて、むしろ空しさが募ってしまいます。

そんな空しさを少しでも和らげようと、産後1ヶ月で自宅に戻ってからは常にラジオを流すようになりました。テレビやラジオの偉大なところは、話す相手のいない空虚な空間でも、勝手に言葉で満たしてくれることだと思います。こちらの声はもちろん届かないけれど、電波の向こうにある人と人との会話を聞いているだけでも、だいぶ気が楽になります。

娘がもう少し大きくなって、喋れないなりにもこちらの言葉に反応してもらえるようになれば、また違ってくるのでしょうけれど。今はとりあえず、こうして文章を書いたり、ラジオに突っ込みいれたりで一人の時間を消化する毎日です。